ドラッカー流最強の勉強法
知識労働者のための『ドラッカー流勉強法』 | シゴタノ!を読んで気になったので、
図書館で借りて読んでみました。
- 作者: 中野 明
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2010/06/30
- メディア: 新書
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目次
第1章 長距離方勉強のすすめ
第2章 勉強テーマはこうして決める
第3章 目標をマネジメントせよ
第4章 時間をマネジメントせよ
第5章 「何をしないか」を決めよ
第6章 徹底的にインプットせよ
第7章 勉強の成果はアウトプットで決まる
勉強の進め方
- 勉強テーマを決める
- 勉強計画を立てる
- インプットする
- アウトプットする
大まかに分けると上の4ステップになる。
ここでいう「勉強」は試験勉強とかじゃなくて、継続的な勉強のことね。
勉強テーマ設定の3基準
この本を読んで一番「おぉ!」と思ったのが第2章の「勉強テーマはこうして決める」のところでした。
色々興味があるものが出てきた時に、ちゃんとこの辺を考えて手をつけるかどうか考える癖をつけるとかっこよくなれそう。
(1)強み
- 「その勉強テーマは自分の強みを強化するものなのか?」
評価される為には「周りに比べてここがすごい!」というものを持つ必要があり、
その為には苦手分野を克服しようとするのではなく、自分の強みを伸ばすという所に焦点を合わせて勉強した方がよい。
優れた成果を残せるのは自分の強みを活用した時だけである。
(2)機会
- 「通念に反することで、すでに起こっていることは何か?」
- 「その変化が一時的なものではなく、本当の変化であることを示す証拠はあるか?」
- 「もしその変化に意味と重要性があるのであれば、それはどのような機会をもたらしてくれるのか?」
機会とは、将来のトレンドを考慮した際の絶好の時期、つまりチャンスのこと。
SWOT分析の「O」(Opportunitie:機会)に当たる部分。
勉強テーマを設定する時は、外部環境のことも考えてみよう。
(3)価値観
- 「それは自分にとって本当に面白いテーマか?」
- 「心から楽しめるテーマか?」
これが3基準の中で一番大事。
やっていて充実感や満足感を得られないのは問題。
強みや機会よりも「面白そう」という価値観を優先するべき。
勉強テーマを決めたら
勉強テーマを立てたら、次に目標と期限を定める。
目標は、目に見える具体的な成果にすること。一番オーソドックスなのは勉強内容の文章化。
期限は、3ヶ月か3年かにするって書いてあるけど、ちょっと長すぎる気もする。でもそれくらい取ると実力がつきそう。
勉強の途中でテーマに飽きてきたら「体系的廃棄」をする。
体系的廃棄とは、
- まだその勉強テーマについて手を付けていないと仮定する
- その上で、今からでもその勉強テーマを採用するかどうかを自問自答してみる
- 採用しないのであれば、今までかけたコストを気にせず即中断し、次の勉強テーマに移る
という作業のこと。
飽きてきた勉強をだらだら続けるよりも、割り切って次のテーマに移った方が長い目で見て得だし、
そのせいで勉強の習慣が途切れてしまうのは絶対防ぎたい、ということだと思う。
感想
あとはちゃんと記録して分析して計画通りやれよ!みたいな事が書いてあったんだけど、
今までそれに挫折してきているので「はいはい」って感じに読み進めてました。
時間のマネジメントがめっちゃ苦手><
あと、「それは本当に面白いか?」が重要ってあるけど、
仕事上、ネットワークとかサーバとか勉強しなきゃなのに、勉強面白くないので困ったもんです(;´Д`)