Gitのインストールと簡単な操作をしてみる

きっかけ

仕事ではSubversionを使っているのですが、同僚でmercurialを使っている人がいて、
それ以外でも分散型ソース管理システムいいよーって色々な所から聞くので使ってみる事にしました。


ローカルにリポジトリを持つので、手軽にコミットできるのが良いみたいですねー。
Subversionだと皆で使うリポジトリが1個あるだけなので、ある程度一区切りつくまでコミットしづらいっていうのと、変更の履歴をもっと綺麗にしたいとは思ってました。


ちなみに分散型の中でGitを選んだ理由は、Subversionと連携できる「git-svn」の出来が良いと聞いたのと、ユーザ数が多いからです。

参考書

図書館に良い本があったので借りてきました。

入門Git

入門Git


この本めちゃくちゃ評判が良いので気になってました。

インストール

WindowsからGitを使うには、CygwinとmsysGitのどちらかを使うらしい。


Git 基礎最速マスター - ぐるぐる~によると、

もし、Subversion と連携させたいとか、ファイル名に日本語を使って、更に Windows 以外の環境ともやりとりしたいなら、Cygwin 版を選択してください。

と書いてあったので、Cygwinからする事に。


CygwinからのGit環境構築方法もタイムリーな記事があって
Cygwin版Gitの環境構築 - なか日記を参考にやりました。
でも、vim使った事がないので「エディタの設定」以降はやってない。

リポジトリ初期化

適当にディレクトリを作って

u1@u1-VAIO /cygdrive/c/workspace/git-test
$ git init

で、.gitディレクトリが作成される。


gitの基本設定確認コマンド

$ git var GIT_COMMITTER_IDENT
$ git var GIT_AUTHOR_IDENT

最初のコミット

$ git add .
$ git commit -m "コミットに記録するログメッセージをここに書く"

addコマンドで、「現在のディレクトリ以下すべてのファイルの状態が記録したい」とリクエストしてからコミットする。

変更内容を確認する

適当にファイルを変更してから

$ git diff

で、変更点を調べることが出来る。
このとき、日本語が文字化けしていたので

$ git config --global i18n.commitencoding UTF-8

をしたら直った。

更新したファイルをコミット

$ git add ファイル名

で、ファイルの現在の状態を次のコミットで記録したい事をリクエストする。
「git add -u」とすると、ワークツリー内のgitで管理している全てのファイルをaddできる。


で、コミット

$ git commit
error: cannot run vi: No such file or directory
error: There was a problem with the editor 'vi'.
Please supply the message using either -m or -F option.

今度は、-mオプションを付けずにコミットしたら、エラーになった。
メッセージログを指定せずにコミットしようとすると、エディタが起動してログメッセージを編集する事になるのですが、viインストールしてないからエラーが起きてるんだと思う。


というわけでvimをインストールしてみたが、使い方覚えるのが大変そうでだるいなーと思ったらうっかり寝てしまいました。